Slugger 転職します
こんにちはSluggerです。
この度転職をする事となりました。
入社して2年半。
多くの事を学ばせて頂きました。
命に係わる仕事がしたいと入社しました。
入社式の時は新入社員代表で挨拶をさせて頂いたりしました。
【自分の思う通りの仕事をさせて貰えた1年目】
1年目は経験が大切という事で、担当病院は中小の病院を担当しました。
MR塾なる講習も選抜メンバーとして受けさせて頂きました。
営業スタイルに関しても直属の上司からは
「お前の好き勝手にやって良い」
との事で好き勝手にやらせて頂きました。
1番年齢の近い先輩が叱られているのを横目に見ながら好き勝手にやっておりました。
1年目はとても楽しい1年間で早く過ぎた覚えがあります。。
【メッキが剥がれた2年目】
2年目からは大学病院や赤十字病院など大きな中核病院を担当しました。
そして、直属の上司が変わりました。
会社史上最年少でチームリーダーになっている上司です。
いわゆる「エリート」です。
さらに、主力製品の関西エリアの責任者も任せてもらえました。
しかし、挫折ばかりでした。
大きな病院を担当している競合会社のMRは凄腕のMRばかり
Sluggerはショボ腕MRでした。
営業成績は全国で下の方になりました。
直属の上司からは毎日数字を言われる。
症例毎に先生にお願いをして製品を使ってもらう毎日。
しかし、直属の上司はとても良い上司でした。
私は見捨てられませんでした。
私の為にとても時間を割いてくれました。
「お前が1年間身に着けたその甘ったるいメッキを少しずつ剥がしたるでな」
「お前のその伸び切った鼻を少しずつポキポキ折ったるでな」
と言われた時は死にたくなりましたがww
私の強みは
・個性が強い(グイグイと押しが強い、変態、笑顔が良いetc)
・はきはきとした声、態度
私の弱みは
・相手の立場に立って考えられない
・常識がない(社会人としての)
・仕事にプロ意識がない(熱意、拘り)
と教えて頂けました。
私の場合は
「長所は他の営業マンに負けない長所がある。ただし、短所が短所すぎる。最低でも短所を±0に持っていけばお前は良いMRになれる」と言って頂けました。
私はそれから
「相手の立場に立って考える」
という事と
「社会人としての常識」
を意識しました。
しかし中々変われませんでした。
製品を先生に使ってもらうときも
「お願い営業」
ばかりでした。
アポイントも遅刻したり先生以外の看護師さん等にはちゃんと営業しておりませんでした。
最も酷かったのが忘れ物です。
会社のETCカードやガソリンカードを無くしてしまいました。
携帯も忘れました。
入社して2年で始末書を2回も書いたのは史上初との事でした。
製品の責任者としても全く機能しませんでした。
年度初めの会議で2013年度の方向性を発表しても営業所の皆は誰も動いてくれない。
と言うか、営業所の皆が
「よし!これならやってみよう!!」
と思えるような戦略、戦術を出せなかったのが原因だと思います。
売り上げは勿論マイナス伸長。
月例会で売り上げが達成していないと怒られる。もちろん僕の責任。
具体的な対策も出せない。
上司にお願いしても
「お前は一体何がやりたいんだ。お前はどんなことを考えているんだ。お前の考えが無かったら意味がない。最初から丸投げしてくるなら俺が責任者をやっているのと同じじゃないか。熱意が感じられない」
仰る通りだ。僕は考える事から逃げていた。
眠れない毎日で睡眠薬を飲んだこともあった。
お寺にお払いに行ったこともあった。
そんなある日、上司から
「お前、時には若者らしい事でもしたら?例えばクラブに行くとか。俺が若いころはクラブでヤりまくってたぞ。」
と言われた。
クラブ!?
聴いたことはあるが行ったことはなかった。
そんな話を当時同じ英会話スクールに行っていたT君に話したら。
「行ったことないんですか?じゃあ行ってみよう!」
という事で初めてクラブに行った。
初めて行ったクラブは大阪の
「アウル」である
衝撃だった。
「こんな世界があるのか」と
年頃の男と女が狂ったように弾けている。
と、同時に
「こいつらはアホじゃないか?」
という事も思った。
目の前では男と女がDKをしたりしている。おっぱいを揉んでいる男もいる。
あり得ない世界。
僕は今までの人生を誇っていたつもりだが価値観が変わってしまった。
と言うかプライドが崩れ去った。
正直キスをしている男が羨ましかった。
僕と同じくらい不細工な男が女の子のおっぱいを鷲掴みにしたり、
Tシャツの首のあたりから手を生で入れて、生の手で生のおっぱいを揉んでいる。
「ここにも同じくらいのスペックの男はいるぞ!!」
「そいつよりも良い大学を出て会社に勤めているぞ!!(分からないけど多分)」
全く持って相手には意味がない。
クラブの中では
「生い立ち」「職業」「学歴」
等は殆ど関係ない。
今現在の
「あなたの価値」
が試される。
僕は、この市場では価値のない人間だった。
悔しかった。
その日は全く女の子に声を掛けることもなく帰宅した。
と言うか、声を掛けることができなかった。
僕は負けず嫌いな性格である。
クラブでナンパをして女の子を抱きたい。と思った
「クラブ ナンパ」でググったところアサペンさんのブログを見つけた。
このブログを見たときに僕は衝撃を受けた。
と同時に
「こんな世界はあるのか!?」
「くるくるとかまじかよ!!」
とりあえず
「やばすぎる」
と言う衝撃を受けた。
そして
「僕もやってみたい」
と思った。
それから、仕事の時間で空いた時間があるときはアサペンさんのブログを読んだ。
そして、ほぼ毎週大阪のアウルとG2、サムアンドデイヴに繰り出した。
最初の方は声も掛けられなかったのが、
1声掛けできるようになり
沢山声を掛けられるようになり
番ゲが出来るようになり
連れ出しが出来るようになり
準即が出来るようになり
ついには即が出来るまでになった。
クラブにいき、女の子と関わるようになってから仕事の成績が上がってきた。
(個人の売り上げのみ)
上司にクラブに行ったときは毎回報告していた。
上司との距離も近くなった。
製品の責任者は外されることとなったが、個人の売り上げとしては計画100%は達成することができた。
仕事が楽しくなってきたときに私は犯してはいけない事をしてしまい左遷されることとなった。
秋からは、生産でのライン作業が僕を待っていた。
事情を知っている新しい上司からは
「新しい環境で気持ちを新たにガンバってくれ」
と言われた。
正直、僕は会社の人間が信じられなくなっていた。
そんな僕を助けてくれたのがパートさんの存在である。
パートさんはみんな40歳~50歳くらいの人である。
パートさんはこんな僕でもとても暖かく迎えてくれた。
仕事場で話し相手のいない僕に積極的に話しかけてくれた。
「Sluggerちゃん」と呼んでくれた。
高卒の同期も僕に優しくしてくれた。
とても良い職場環境だった。
本当に感謝してます
「人の温かみ」
をなんとなく感じることが出来ました。
田舎のおばちゃんのコミュ力はすごいですね
全く考えることなく与えられたノルマをこなす毎日。
Sluggerの人生の目標は
「起業、独立して成功し親を楽させる」
「今まで僕を下に見ていた人たちを見返す」
という事である。
みっともなくてかっこ悪いのは分かってます。。。m(__)m
正直、どんなジャンルで起業し、独立するというのは決まっていない。
飲食関係?サービス?etc。。。。
早く決めないといけないと感じている。
なのでこのまま毎日決められた仕事のみをしていたらダメだと感じました。
人生の目標に向かうためには転職するしかない。
僕がお店を持った時の為に
ヒト・モノ・カネの管理
マーケティング等
を学べる会社を探し、内定をもらった。
社会人になってから本当に
「人とのご縁」
に恵まれている。
皆さん本当にありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。