ナンパした数だけ物語がある

こんにちはSluggerと申します。 平成元年生まれのゆとリーマンです。 社会に揉まれながら一人の社会人として成長し,く過程をブログにしていけたらと考えております。

ナンパ師としてのちょっとした成長を感じれた

先日、ストで坊主。

連れ出しからの坊主でブルーな気持ちになっていた。




いつも通り終電に乗って帰宅しようとしていた。




ガラガラの電車。



中に入ると、一人の女性が座っていた。



グレーの長めのコートに黒い革靴。(高校生が履くようなローファーみたいなやつ)
黒いパンツ。少しパーマを掛けたような長く茶色い髪。
少し特徴的な眼鏡。
系統で言うとBEAMSとかアローズとかアースとかそんな感じだろうか。(合ってるか分からないけど)



僕は「可愛い」「おしゃれ」だと思った。



僕は全く彼女の事を知らないのにも関わらず「付き合いたい」とも思った。



どんなワードで話し掛けようか考える。



いつもならこのまま地蔵して終わるところだ。



ただ、最近の自分の醜さ、せっかく少しずつナンパできるようになってきたのにこのままでいいのか?

一人で電車に乗りながら




「声を掛けよう」
「いや、○○そうだしやっぱりやめよう」




と言う押し問答を繰り返していた。




最終的に、Mで降りた後、○○方面の改札口を出たら声を掛けよう。と言うことに決めた。



電車がMに着いて彼女が降りる。



彼女が○○方面に向かって歩いてほしい気持ちと歩いて欲しくない気持ちが、交差しながら彼女の後ろにホジション取ろうとする。





ただ、








女の子って歩くのおせぇww






わざと電車を降りるのを遅らして、歩くのもめちゃくちゃ遅くしてるのに普通に抜いてしまいそうになる。




彼女が○○方面に向かって歩いている。




とうとう来たか。。。


心臓がはち切れそうにやる。(彼女はこんなこと一切知らないんだろうなぁ)



なに緊張してんだよww

と自分に言い聞かせる。



電車の中で様々な声掛けワードを考えていたけど、結局ぐちゃぐちゃになったので最初に思い付いた


「すいません。ちょっと聞いてもいいですか?」

にすることにした。




何事も実践してみないとわからない。



さぁ行こう。




勇気を出して彼女の隣にいく。





「すふぃません」←緊張しすぎて声が出なかったww 発音の空回り




「すすすすいません!!」
「ちょっと聞いてもいいですか?」 with ひきつり笑顔




彼女 「え?」



スラッガー 「すいません。お姉さん、いつもどんなファッション雑誌読んでるんですか?」


スラッガー 「すごいおしゃれだったし、綺麗だったから。。。」



彼女 「クスッ 。ありがとうございます。

スラッガー 「どんなの読んでるんですか?」


彼女 「私、読んでないんですよ」


スラッガー 「え!そうなんですね!読んでないのにそんなおしゃれなんですね。」


彼女 「ありがとうございます。」


スラッガー 「服とかはいつもどこで買ってるんですか?EARTH?BEAMS??アローズ?」




このあとの会話よくおぼえてない。





スラッガー 「ってか、こんな時間に帰ってるなんて大変ですね。」


彼女 「今日は残業だったんです」


スラッガー 「大変でしたねぇちなみに、何時出社?」


彼女 「12時30分です。」





遅っっww(心の声)




スラッガー 「あ、そうなんですね!すごい大変でしたねぇ」


ここからお互いの事を軽く話す。


彼女は地元はN良県でK都に引っ越した。
18歳から一人暮らしでK西に飽きたからMに来たとの事。
とくに寂しいとかはなく、孤独にも強いとのこと。

少し変わった感じだ。


話していて隙を感じない。全体的にさっぱりしてる。




僕も終電を逃すと帰れなくなるので会話の途中で番ゲクロージングに。




スラッガー 「僕、あっち方面なので。ありがとうね」



彼女 「うん。ありがとうね」



スラッガー 「ちょっとww 今度、ご飯でも行きたいです。良かったら番号を教えてもらっても良いですか?」



彼女 「ごめんなさい。携帯はちょっと。」


スラッガー 「なら、LINEでもいいんで」


彼女 「ごめんなさい。」



もう、この時点で無理やりゲットしても無理だ。死番になる。




諦めよう。

これ以上は無駄だ。




スラッガー 「分かりました。ありがとう」



彼女 「また、同じ電車で会えたらね♪」




終電に乗りながら携帯でこのブログを書いている。




なんか、晴れやかなような悔しいような。





反省点は何だろうと考えるけど、やっぱり面白いところとか何もなかったし、後悔ばかり。




ただの会話しかしてないww



もう一度会ったところで無理なんだろうなぁ。



でも、もう一度会いたい。